誕生年(生まれ年)ワイン

誕生年(生まれ年)ワインって不味いかもよ?

ワイン猫

 

誕生日のプレゼントに、その人の誕生年(生まれ年)のワインを贈るっていうのが、数年前から流行ってますよね。

 

アイデアとしていいと思います。

 

自分と同じ年数を積み重ねたきたワインを飲むってのは、ちょっと雰囲気も出ますよね。

 

 

しかし!これ、誕生年(生まれ年)のワインは、必然的に「古いワイン」という事になります。

 

古いワインのことを「ヴィンテージ・ワイン」とよく言うのですが、このヴィンテージ・ワインを買う前に知っておいたほうが良い知識を解説していきます!

 

※厳密には「ヴィンテージワイン」とは、醸造年度が入っているワインすべてを指しますが、一般的に「ヴィンテージワイン=古いワイン」というイメージが定着してますので、このページでも古いワインという意味で使います。

ヴィンテージ・ワインで気をつけること

古いワイン、ヴィンテージ・ワイン

 

ワインに詳しくない人はこんなイメージではないでしょうか?

 

古いワイン=高級品

 

高級品=美味しい

 

これが間違いってわけでもないけど、正解ってわけでもないのです。

 

順に説明してみます。

 

 

古いワインが高級品と言う事ではない!

 

ワイン貯蔵庫

 

じつは!

 

古いワイン、年数を経たワインが全て高級品というわけではないです。

 

ワインには「飲み頃」というものがあって、1年目に飲み頃のワインがあれば、30年で飲み頃になるワインもあります。

 

早い年数で飲み頃をむかえるワインを「早熟なワイン」または「早熟タイプ」なんて言いいます。

 

長い年数で飲み頃になるのを「長熟ワイン」と呼ばれたりします。

 

早熟で高級なワインもありますし、長熟でリーズナブルな物もあります。

 

 

飲み頃とはまったく関係なく、ただ古いだけのワインも、もちろん多くあります。

 

ウイスキーは古いほど高級と言って良いのですが、ワインの場合はケースバイケースです。

 

古いから高級というわけでもなく、古いから美味しいというわけではありません。

 

ただし、傾向としてランクが高いワインは、長熟タイプが多いです。

 

そして、ランクが高いワインは、世界中から人気があるので高額になります。

 

 

ランクが高い畑とは?

 

ワインのブドウ畑

 

あまり日本にはないシステムなので解りづらいのですが、フランスやイタリアでは地区によって細かくランクが付けれています。

 

気候や日射量、土壌によって良いブドウができる土地です。

 

言い換えると、ブドウ畑にランクが付けられているとも言えます。

 

例えば、世界で一番高い「ロマネ・コンティ」というワイン(200万ぐらい)のブドウ畑はフランスで最高ランクの畑です。

 

 

長熟ワインの価格について

 

高級ワイン

 

長熟になるようなワインは畑のランクが高く、やはり有名なワインが多いです。

 

まれにそうでない場所から長熟にできそうなワインがあれば、出来た年から「これは後々すごいワインになるぞ!」と有名になるし値段も釣り上っていくはずです。

 

ところが、最近では30年を越えたようなワインが5千円を切った価格でゴロゴロ見つけます。

 

 

サイト筆者の僕も何度か3千円〜5千円の20年物や30年物のワインを飲んだ事があります。

 

予想通り、飲み頃はとっくの昔に過ぎたと思われるワインでした。

 

飲めないほど不味いわけでもないですが、美味しい物ではなかったです。

 

全てのワインを確認したわけではないので、安くて古いワインは全部まずいとは言い切れません。

 

ただ、世に出回るほとんどのワインは早熟タイプで長くても10年ほど経つと味わいは緩やかに下降していきます。

 

 

産地、国別で違いはあるか?

 

世界各国

 

長期熟成に向いたワイン、というのは産地や国別で解るか?というと、厳密には解りません(苦笑)

 

どの国にも良い長期熟成ワインはありますし、当たり年、外れ年があります。

 

ただ、やはりフランスやイタリア、スペインなどは年代物が探しやすいでしょう。

 

 

ボルドーとブルゴーニュは長熟が多い

 

ボルドーとブルゴーニュ

 

フランスの「ボルドー」と「ブルゴーニュ」と呼ばれる地区の赤ワインは、長期熟成に向いたワインが多くあります。

 

2005年がすごい当たり年で、僕も記憶に新しいのですが、その年のワインはほんとにすごいワインが多かったです!

 

この2005年で長熟向きのワインは、そろそろ飲み頃になってきたと言われています。

 

 

ワインの熟成感とは?

 

熟成したチーズのイメージ

 

チーズやお漬物など、食品には数十年と寝かせる物は多くあります。

 

食品に比べワインの熟成感というのが、極めて説明しずらくワインによって色々です。

 

一般的には、口当たりがまろやかになり、奥深いコクが出てくるのが熟成感です。

 

しかし年数が経ってもフレッシュ感がすごく残ってるワインもあるので、色々なパターンがあると思ったほうが良いでしょう。

 

 

実は日本の梅酒も同じです。

 

梅酒

 

身近で言えば、20年物の梅酒とかは田舎の農家に転がったりしてるかも(笑)ハチミツの様な甘さが出てる物から、びっくりするほどフレッシュな物まであります。

 

梅酒の年代物を持ってる人がいたら、飲める機会も限られてますので頼み込みましょう!(笑)

 

 

ヴィンテージワインの相場はいくらか?

ヴィンテージワインの相場はいくらか?これがなかなか難しい質問です。

 

そもそも、ワインの値段は500円程度のものから、数百万まであります。

 

あくまで私の経験則から言えば「1万円以上!」だと思います。

 

1万円以下だと、極端なハズレ、まずいワインの可能性が高くなります。

 

 

1万以上がヴィンテージワインのおすすめだとして、では10万出せば美味しいか?と言えば、これも難しいところです。

 

ワインは同じワイナリーでも、年によって当たり外れがある飲み物です。

 

有名なワインでも、もちろん当たり外れがあります。

 

ワインに馴染みがない方は、ひじょうに不思議に思われるかもしれませんが、これもワインの魅力の一つです。

 

 

プレゼントに贈る場合は、相手がワインに詳しければ、こういった事はじゅうぶん承知してるので大丈夫。

 

生まれ年のワインなんて、なかなか飲む機会がないので、喜ばれる可能性は高いです。

 

値段が高いワイン美味しいわけでもないので、1万から5万ぐらいの相場で充分だと思います。

 

 

しかし!値段と味は関係ない、と言いましたが、ワインに詳しい人であれば、高級なワインはやっぱり飲みたいです。(苦笑)

 

相手がワインに詳しいのであれば、有名なヴィンテージワインもありです。

 

この「有名なヴィンテージワイン」は解りにくいので、後ほど少し例を挙げていきます。

 

 

まとめ

話が逸れましたが、まとめると・・・

  • ワインには、それぞれ飲み頃がある
  • 長期熟成に向いたワインなんて実は少ない
  • 高いワインが旨いわけではない

という事です。

 

「それなら、普通のワインを買ったほうが良いのではないか?」と思うかもしれません。

 

しかし、普通のワインも当たり外れがあるので、どっちも一緒です。(苦笑)

 

美味しさには期待せず、珍しさとイベントとしての楽しさで買えば、楽しめると思います。

 

生まれ年のワインはどうやって探すか?

ワインを探す

さて、誕生年、生まれ年のワインをどうやって探すか?という方法ですが・・・

 

お金に余裕がある場合は、有名なワインの名前と年代で検索すれば、きっとすぐ見つかると思います。

 

「シャトームートン 1985」

 

とかですね。

 

前に書いたように、ボルドーの有名な赤ワインは長期熟成の物が多いので、生まれ年のワインを見つけやすいし、味も良いと思います。

 

高いですけどね!(笑)基本、10万越えてくるでしょう。

 

ちなみに、ボルドーのメドック地方には「5大シャトー」と呼ばれる有名な5つのシャトー(ワイン醸造所)があります。

  • シャトー・ラフィット・ロスシルド
  • シャトー・オー・ブリオン
  • シャトー・マルゴー
  • シャトー・ラトゥール
  • シャトー・ムートン・ロスシルド

これらのワインは古い年代の物でも見つけやすいと思います。

 

高いですけどねっ!(苦笑)

 

そこまで高い物でなくとも・・・という場合には、個別に年代物を探すのはちょっと苦労します。

 

最近では誕生年、生まれ年のワインを特集した通販サイトも多いので、そこで探すと早いと思います。

 


贈る相手に伝えておきたい言葉

ワインのプレゼントを贈る

誕生年(生まれた年)のワインとなると、30年物や40年物になってきます。

 

贈る相手がひじょうにワインに詳しい人の場合は心配いりませんが、そうでない場合は以下のような事を伝えておいてほうが問題がありません。

 

古いワインはラベルが汚れてる

 

古いワイン、ヴィンテージワイン

 

何十年もの期間を寝かされたワインですので、表面のラベルはどうしても汚れています。

 

中身は問題無いのですが、少しカビのような物も付着しているかもしれません。

 

ワインに詳しくない人だと、箱を開けるとぎょっとしてしまうかもしれません。

 

先に「古いワインなので・・・」と伝えておいたほうが良い場合が多いです。

 

 

コルクがボロボロかもしれない

 

ワインのコルク

 

これも古いワインだと、コルクがボロボロになっている可能性もあります。

 

ヴィンテージ・ワインに慣れた人だと、上手に開けるのですが初心者だと悪戦苦闘するかもしれません。

 

コルクの破片がワインに落ちてしまうことも、よくあります。

 

その場合は茶こし等を通しながらグラスに注げば問題はありません。

 

 

ワインの澱があるかもしれない

 

ワインの澱

 

長期間にわたって熟成されたワインには、「澱」または「酒石」と呼ばれるものが沈殿している事は多々あります。

 

食べて害になる物でもありませんが、美味しいものでもありません。

 

飲む前には、しばらく瓶を立てて置いておき、しっかり沈殿させてから、静かにグラスに注げば澱はあまり入りません。

 

長期熟成したワインを飲む場合は以上のような事があるので、プレゼントするときは事前に伝えていたほうが良いでしょう!

 


有名なヴィンテージ・ワイン例

例1:ブルゴーニュ

ロマネ・サン・ヴィヴァン 1980

このワインは、先ほど話の中で出た「ロマネ・コンティ」のワインです。

 

ロマネ・コンティ社はいくつものワインを作っていて、その中の一つ「ロマネ・サン・ヴィヴァン」という銘柄になります。

 

ロマネ・コンティ社のワインは長期熟成のワインが多く、1980年代の物や1970年代の物は簡単に見つかるでしょう。

 

ロマネ・コンティは数百万しますが、ロマネ・サン・ヴィヴァンであれば30万から40万であると思います。

 

 

例2:ボルドー

 

シャトー・ムートン・ロートシルト 1970

 

ボルドーで有名なワインがこれです。

 

ランクも一級。

 

「シャトー・ムートン・ロートシルト」

 

ロートシルトだと70年代でも80年代でも、基本、5万円を超えてきます。

 

古い物、例えば1970年だと10万前後になるでしょう。

 

誕生年(生まれ年ワイン)を専門的に集めている通販サイト

一つ一つのワイン通販サイトを巡って、誕生年(生まれ年)ワインがあるかないか?と探すのは大変です。

 

ただし、決まった銘柄で探しているのなら、直接ググったほうが早いです。「ロマネコンティ 1970」といった具合に。

 

銘柄にこだわりはなく、そこそこの値段で生まれ年ワインを探すのなら、専門的に集めている通販サイトがおすすめです。

 

2つほど紹介しておきます。

 

シェル・エ・ヴァン

シェルエヴァン

 

プレゼントに適したのワイン専門のサイトです。

 

オリジナルラベルなども作れますが、ここは年代別にワインを取り揃えています。

 

しかも、1953年からすべてあります!

 

シェルエヴァンの年代別メニュー

 

価格は、だいたい1万から5万程度です。リーズナブルなヴィンテージワインが中心。

 

トップページのメニューに「生まれ年ワイン」とあるので、すぐ解ると思います↓

 

シエル・エ・ヴァン

 

 

アトリエココロ

生まれ年ワインに名入れ彫刻アトリエココロ
ここは、生まれ年のワインに名前や文章をボトルにデコレーションしてくれるサービスです。

 

プレゼントとしては、かなり豪華!

 

価格は1万円台から5万円台まで、いろいろあります。

 

ここは1946年からあります。これは古いっ!

 

生まれ年ワインに名入れ彫刻アトリエココロ

 

1946年だと、やはり一番安いので4万円でした。

 

基本的に、1960年以降の古い物は珍しいので、どこでも高め。

 

4万から6万が相場です。

 

アトリエココロの公式ページはこちら↓

 

生まれ年ワインに名入れ彫刻付き!アトリエココロ

 

 

以上、生まれ年ワインについてでした!

 

あ、くれぐれも、貰われた方は早く飲むのをおすすめします!

 

ワインセラーが完備してある家は別ですが、ワインは冷蔵庫での保存に適してません。

 

ふつうの家で温度が一定な冷暗所も難しいはずです。

 

ワインセラー以外で保存してしまうと、一ヶ月も経てば劣化する可能性が高いです。

 

一週間以内には飲むことを強くおすすめします!

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